Case
損害保険ジャパン株式会社様
より多様なユーザーに配慮したアクセシビリティ向上の取り組み
すべての方に使いやすいWebサイトを実現するため、アクセシビリティ向上とユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、より多くのお客様が簡単で快適にアクセスできるウェブサイトの提供に努めています。
2024年4月に改正された障害者差別解消法に基づき、レベルAA（一部準拠）のアクセシビリティ対応を実施し、現在もその品質を維持しながら運用を継続しています。
さらに快適で平等なアクセスを実現するアクセシビリティ改善
アクセシビリティ向上のため、まず専門的な診断を通じてサイト評価を実施しました。その結果を基に社内で協議し慎重に実装を進めました。目標として掲げたレベルAA準拠に向けて、現在は特定の部分でAA基準に適合しています。
これにより視覚、聴覚、運動機能に障害のある方々を含むすべてのユーザーがよりスムーズにサイトを利用できるようになりました。
カルーセル機能を導入した際、一部の要素がキーボードでフォーカスできない問題が発生しました。この問題を解決するために、プラグインの自動設定をカスタマイズし、手動でフォーカスが正しく適用されるように調整しました。
これにより、すべてのユーザーが直感的にサイト内をナビゲートでき、操作性が大幅に向上しています。
ナビゲーションの内容が豊富な場合、キーボード操作でメインコンテンツまで移動するのに時間がかかることがあります。この問題に対して、HTML構造を最適化しユーザーが必要な情報に素早くアクセスできるように、キーボード操作でナビゲーションをスキップできるリンクを追加しました。
この改善により特にアクセシビリティが求められるユーザーにも、スムーズで効率的な操作体験を提供しています。
| SITE URL | https://www.sompo-japan.co.jp/ |
|---|---|
| INDUSTRY | 金融・保険業 |
| MANAGER | 郷田 |
| DIRECTOR | 矢郷 畠山 根本 |
| DESIGNER | 山岸 高野 平田 |
| SYSTEM ENGINEER | 加藤 駒形 橋本 |
